日本ではこのワードを聞くとなんとなく宗教的な感じや、厳格なルールを持ってる人々、かなり偏った考えの人々などなど、
少し過激なイメージを持つ方も多いと思いのかなぁと感じています。
私の話でいうとそんなイメージとは真逆なタイプだと思いますが、ライフスタイルのカテゴリー分けをするならば、ヴィーガンというカテゴリーに当てはまります。
食の価値観は人権と同様に尊重すべきところで、私は他人にヴィーガンを進めたことも一度もありません。
ただただ、私にはこのライフスタイルが驚くほど心地いいのです☺︎
私はベジタリアンな食生活を約6ヶ月した後に、ヴィーガンへと移行しました✴︎
ベジタリアンになった理由はざっくりあげると
- 環境への多大な影響を知ったこと
- 畜産のシステムを知ったこと
- 種差別に違和感を感じ始めたこと
この3つでした。
一時期とっても話題になったので観たことある方も多いんじゃないでしょうか、【COWSPIRACY】。
↑今もNetflixで見れるので、もし観てないぞ〜という方は興味深い観点から環境問題や人間について知ることができるので是非見てみてください☺︎ 見る価値がありのドキュメンタリーです✴︎
私は人間がお肉を食べるために、こんなにも環境に影響を与えていることを、このドキュメンタリーを通して初めて知りました。
ドキュメンタリーの中の数字は事実とは多少前後するものもあるらしいですが、ともかく衝撃的。
と同時にこのドキュメンタリーをみてふと思いだしたのですが(10代の時何かで読んだか聞いたかした)
どこかの部族では自ら殺せる動物以外は食べる権利は持てないという話。
もし私が魚を殺せて自分で捌けるなら、魚は食べる権利がある。
もし私がチキンを殺せて捌けるなら、食べる権利がある。
でももし牛を殺して捌けないなら、私には牛は食べる権利はないという話。
もしこのルールが私に適用されたなら、
私は命を殺したり捌いたりできないから、頑張っても精々たまに魚を食べる権利を得れるまででしょう←
そんな部族の話とは真逆な現在の畜産のシステムが異常な規模になっていて、その辺りを知れば知るほど違和感を感じたのです。
そこから家畜や動物の現状を知ると、人間はこの星で人種差別だけでなく種差別も毎秒しているんだと気付いたんです。
知れば知るほど、ある種のブレインウォッシュの中で私が生きてきたことに気づきました。(これは食生活についてだけじゃないけれど)
日本では給食でも毎日出てくる牛乳を小さい頃から当たり前に飲んでますが、そもそも"牛乳って何か"を深くは考えたことは無かったのですよね、私。
牛乳=牛のミルク。
それだけの認識しかしておらずずっと生きてきたのですが
冷静にみると、牛乳って子牛の成長のための液体で、母牛の血液が乳腺を通ってミルクとなったもの。
もし、私が他人の母乳をコーヒーに入れたカフェオレ飲みますか?って聞いてきたら、絶対飲まないですよね。
でも、私たち人間は牛の母乳は飲むのです。
大人になって、母乳という液体を飲んでるのも人間だけなんですよ、興味深いことに。
しかも自分とは異なる生き物の。
そんな感じであたりまえすぎて疑問にも思わなかったことを沢山見つけたことも、私の食生活に変化をもたらした理由の一つです。
今の日本では ヴィーガンというライフスタイル=宗教的なイメージ を与えてしまうことが多いですが、実はこれまでの自分の思い込みや生まれた国の環境によって刷り込まれた"あたりまえ"を見直したことでヴィーガンと呼ばれるライフスタイルに行き着いた、という方も半数いらっしゃるんじゃないかな、と思います。
牛乳に関しては恐らく昔々はこんなに食品は溢れかえってなかったので、動物のミルクから栄養を得ていたのではないのかなと思いますが(←私の勝手な予想です〜)2020年現在それをする必要がないかなと。
そう思う理由は次の記事に書いていきます✴︎