Before dawn... ✴︎夜明け前の静かなこころ✴︎

もっと心地よく、もっと自分らしく、もっと軽やかに...Just follow your bliss✴︎・

【夢も人生の一部】夢への概念が変わる✴︎セノイ族の教え #おすすめ本 

f:id:william-s:20201027152503j:image

 

最近、本の波が来ていて(1年に数回、本をめちゃくちゃ読む時期が必ず訪れる)、毎日何かしら読んでるEllieです☺︎

 

 

ここのところ、たて続けに悪夢を見ていたこともあって夢についての本が読みたかった私。

 

なんとなくたどり着いたのがマレーシアのジャングルに住んでいるセノイ族という人々についてでした。

 

昔テレビ番組などでも特集?されたみたいなので知ってる人も多いのかもしれませんが、

 

私は"セノイ族"という部族の名前も聞いたことなければもちろん存在すら知りませんでした。

 

セノイ族とは


セノイ(Senoi)族とはマレーシアのマレー半島のジャングルに住む原住民。

 

※1994年の時点でジャングルは切り開かれるばかりで町に住むセノイの方々も多かったようです

 

各地のネイティブ同様、古いセノイの人々はとてもスピリチュアルなものと繋がっていたようで、

 

興味深いのが彼らが会話するモヤン(精霊?)との繋がりと、夢に対する態度。

 

かつてこのセノイ族が注目を集めたのらしいのですが、そのきっかけはキルトン・スチュアート(1902-65)という博士による「マラヤの夢理論」(1951)が発表されたことだったそう。

 

この博士は1924〜1940年にかけて世界中を放浪し、1934年あたりにマラヤ(現在のマレーシア)でセノイの夢への態度を調査をしたとか。

 

 

その後【夢の秘法―セノイの夢理論とユートピア】の著者ドムホフという方が『スチュアート博士の調査報告はでっちあげたものだ〜!』と発表したのですが

 

古いセノイの世代も消えつつある中、昔々は本当のところどうだったかというのは謎につつまれている模様。

 

※画像クリックでAmazonにて詳細が見れます

 

夢をコントロールし、平和に暮らす未開の人々について報告した1人の人類学者の論文。この論文が、平和と幸福を願い、人間の意識を拡大しようとする60年代アメリカのムーヴメントに大きな影響を与えた。はたして、夢はコントロールできるのか。そして、その効能は?気鋭の社会学者がアメリカ文化を見事に照射する、エキサイティングな謎解きの旅。キルトン・スチュワート「マラヤの夢理論」を収録。

 

 

現代のセノイの血を引いてる人々はジャングルから離れている人も多く物質社会に生きていて、

 

スピリチュアルなものとの繋がりや、夢への態度は昔とはかなり異なるようです。

 

 

昔のセノイの人々は眠る間に見た夢について、家族と話す時間を多く持ち、アドバイスをもらい夢の中では積極的に行動したり、予知として捉えてリアリティーで役立てたりしていたようです。

 

 

実際にセノイに会ったことがある日本人はいないのかと調べたところ、この本にたどり着きました。

 

 

夢を操る 〜マレー・セノイ族に会いにいく〜

 

 

【夢を操る ーマレー・セノイ族に会いにいく】

 

↑この本、全315ページの単行本ですが、面白くってブワ〜っと読み切ってしまいました。

 

書き手の方は悪夢やヘンテコな夢をよく見る方で、

 

いい夢ばっかり見る友達と自分の違いはなんだ?と疑問を待ったり、予知夢を見る編集長(だったけ?)との出会いなど、数々の面白いシンクロニシティに導かれながら実際にセノイ族に会いに行くことになります。

 

この著者の方は絶対頭が良いのですが、堅苦しい文章が全く無いので、まるで友達の話を聞いてるかのような感覚でスラスラと読めてしまう部類の本です。

 

著者の方は終始【夢のコントロール】に焦点を当てているので、そのあたりは最後まで掘り下げいきます。

 

個人的にはセノイ族の精霊との関わりなどにも深く触れて欲しかったところですが、最初から最後まで気軽に読めて興味深い本でした。

 

この本を読んだことで夢への概念がまたアップデートされた感じ。

 

私は予知夢や夢での合図などもあるので、また色々と夢への態度について見直す機会となりました。

 

怖い夢やヘンテコな夢を見ることがある人はこの本を読むと"夢に対しての新しい概念"や新たな扱い方が得れる本だと思います☺︎

 

読みどころは夢に関してだけじゃない

 

またこの本では夢についてだけでなく、人間が行う原住民や自然界の圧搾についても感じることができます。

 

 

 

この【夢を操る マレー・セノイ族に会いにいく】は1996年11月15日発行なのですが(1994年7月に『マレー漠は悪夢を見ない』として扶桑社より刊行されたものを改題されたそうです)

 

 

その時代で既に物凄いスピードでジャングルは切り開かれ、動物やセノイの人々の暮らしは追い詰められていました。

 

 

その時代から26年経っている2020年現在。

著者の訪れた場所は今、どうなっているのだろう。

 

 

 

その時代にまだジャングルに残っていたセノイの人々はどうなっているのだろう、と想いをめぐらせずにはいられない。

 

f:id:william-s:20201027152704j:image

 

現代で大きな問題になっているパームヤシなどのプランテーションもなんとこの頃からすでに広がっていていたそうで、そこにも私は驚きました。

 

 

ジャングルに住むセノイの人々は土地の所有権が認められておらず、自分たちの住む土地を自分たちの手に入れるために政府に声をあげていたようです。

 

 

そんな状況の中でセノイの人々はもし自分達が土地を持てたら『自分たちもプランテーションを持ち、現金収入を増やして、子供たちは大学を出してやりたい。オラン・アリス(原住民)出身の政治家や医者を出さないと』と言っていました。

 

しかも彼らは"できればランブータンとかドリアンのプランテーションがしたい。パームヤシなどは環境の破壊へ繋がるから"  という旨のお話をされてました。

 

 

この時代に既に現代で問題になっているパームヤシのプランテーションについて、知恵を語ってくれている人々はいたんだなぁ...

 

と思うと、26年の間で人間はもっと視点を変えることもできたんじゃないかと思ってしまったり。

 

 

ともかく色々と感じるものがあった本でした。

 

26年も前の本ですが、この手の本は何年月日が経とうと読みがいのある本だと思います。

 

テクノロジーに支配されて、知らずにメディアに操作されている現代人には特に☺︎

 

 

 

 

 

ほにゃ、また書きます☺︎

f:id:william-s:20201027154117j:image